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【動画あり:ハリオV60の淹れ方】まずはこの手順から!プロの味に近づく基本のドリップレシピ

【動画あり:ハリオV60の淹れ方】まずはこの手順から!プロの味に近づく基本のドリップレシピ

今回はドリップの王道器具『ハリオV60』の淹れ方を解説していきます。

「プロも使う器具だから、初心者には難しそう…」と思われがちですが、決してそんなことはありません。

ハリオV60の特徴や淹れ方を理解すると、深煎りのコーヒーから中煎りのコーヒーまで、さまざまな味の特徴をハリオの器具1つで淹れ分けることが可能です。

詳しく解説していきますね!

まずは基本レシピから

出来上がり量:300ml
粉量:20g
総湯量(注ぐお湯):約360ml
お湯の温度:85℃(標準)
抽出時間:4分前後

✔ 1投目(約40ml)
0〜25秒:蒸らし注湯:粉全体が均一に湿るように注ぐ
25秒〜55秒:30秒置く

✔ 2投目(約90ml)
55秒〜1分45秒(50秒):甘みとコクの土台を作る
※ 注ぎ終わりに一呼吸おく

✔ 3投目(約110ml)
1分55秒〜2分45秒(50秒):味の厚みを整える
※ 注ぎ終わりに一呼吸おく

✔ 4投目(約120ml)
2分55秒〜3分40秒(45秒):後味を整える

✔ 落ち待ち
4投目の注ぎ終わり+20秒
(目安:4分前後でドリッパーを外す)

動画でも淹れ方を解説しています↓

ハリオV60ドリッパーの特徴

ハリオは耐熱ガラスメーカーとして1921年に創業しました。
メーカーのHPでは今回ご紹介するハリオV60ドリッパーを、

淹れる人が味を作ることのできるドリッパー。
コーヒー豆の旨味と香りをしっかり抽出しながら、淹れ方の加減で様々な好みに合わせて味を変化させることができます。

引用:ハリオHPより

と、説明しています。

ハリオの特徴は3つ。

大きな1つ穴

左:カリタ101 右:ハリオV60

ハリオV60ドリッパーは、1つの穴が大きいことで、お湯を早く注げばスッキリした味に、お湯をゆっくり注げばどっしりした味に調整できます
『淹れ方の加減で様々な好みに合わせて味を変化させる』という、ドリッパーの最大の特徴をこの穴が大きいことが叶えています。

形が円錐形

左:カリタ101 右:ハリオV60

ハリオV60ドリッパーは円錐形なので、縦にコーヒーの層が厚くなります。
それにより、お湯が中心に向かって流れることでコーヒーの粉に長く触れ、味と香りの成分をしっかり抽出することができます。

大きさは3種類、材質は4種類

サイズは1~2杯用の『01』、1~4杯用の『02』、1~6杯用の『03』と3種類。

左:01サイズ 右:02サイズ

材質は『プラスチック』『セラミック』『ガラス』『金属』の4種類です。

僕はプラスチック製の01サイズと、ガラス製の02サイズを愛用しています。

意外な落とし穴:大は小をかねる?!

ハリオのサイズ表記では、02サイズも03サイズも1杯から使えると記載しています。

「大は小も兼ねるから、とりあえず03サイズ買っとけばいいね!」
と考えるかもしれませんが、
02サイズや03サイズでの1杯抽出はオススメしません!

その理由は、ドリッパーに対して粉の量が少なくなり、お湯の注ぎ口が高くなってしまうからです。
01サイズに豆12グラムをいれた状態
02サイズに豆12グラムをいれた状態

上の写真は01サイズと02サイズを使って1杯出しをする様子です。
どちらも、同じ豆の量(12グラム)がドリッパー内に入っていますが、ドリッパーの淵からの高さが全然違うことがわかります。

このように、02サイズや03サイズで1杯分の抽出だと、ドリッパーに対して粉の量が少なくなり、お湯の注ぎ口が高くなってしまいます。
高い位置からお湯を注ぐことは、コーヒー豆の撹拌につながり雑味を抽出してしまう原因にもなります。

雑味を出さずに抽出するコツは、お湯をそっと置くようにドリップすることです。

そのために、1~2杯は『01サイズ』、3~4杯は『02サイズ』、5~6杯は『03サイズ』で淹れるのがオススメです。

ハリオV60ドリッパーで淹れるメリット・デメリット

ハリオV60で淹れるメリットは、

淹れ方の加減で様々な好みに合わせて味を変えられるところです。

ハリオV60ドリッパーは、中央に空いた大きな穴とそこへ向かって伸びる長いリブがあります。

このリブが側面からの湯抜けを促し抽出液がスムーズに落ちるため、最適な抽出を実現しています。
じっくり注げばゆっくりお湯が通過してコクのある味に。さっと注げばスムーズにお湯が通過してスッキリした味に変化させることが可能です。

逆にデメリットは、
自由度が高い分、味がブレやすいことです。

湯抜けがよく、淹れ方の加減で様々な好みに合わせて味を変化できるということは、注ぐスピードを一定にするちょっとした練習が必要です。

ヤマとカワ流ハリオV60の淹れ方

ハリオV60ドリッパーの抽出は、完成まで4ステップです。
まずは、こちらが準備するもの一覧です

写真左上から時計回りで、

■コーヒー豆
■ビーカー(抽出量が一目で分かるので便利)
■ハリオV60ドリッパー
■ケトル
■ペーパーフィルター
■デジタルスケール

それでは、抽出ステップを順番に解説していきます!

※注意点!

ここで解説している抽出ステップでは、スケールで細かくグラム数を計測したり、タイマーを用いて時間を管理しています。
ですが、本来、家で飲むコーヒーはここまで毎日きっちり管理する必要はないと考えています。
「だいたいドリッパーのこの線までお湯を淹れる」とか、「コーヒーメジャーで1杯くらい」とか、そんな管理方法で良いかと思います。
細かい数字で記載しているのは、『伝わりやすくするため』、『まずは1つの基準レシピとして理解してもらうため』であり、必ずそうすべき!と強制するものではありません。

①コーヒーの粉をセットする


コーヒー豆を1杯分だと10グラム、2杯分だと20グラム、中挽きにしてドリッパーにセットします。
今回は2杯分(300cc)を抽出してみます。

この時ドリッパーをトントンと軽く叩いて、粉を平らな状態にしておくと、蒸らしのお湯が注ぎやすくなります。

②お湯を注いで蒸らす

全体的にまんべんなくお湯が行き届くように注いで、そのあと約30秒蒸らします。
蒸らしの役割は、コーヒー粉に含まれるガスを抜き、美味しい成分を引き出す準備を作ることです。

蒸らしに使うお湯の量は「たっぷり」使うこと。使う豆の倍量のお湯を目安にしてください(今回20gの豆なので40mlを使います)

③抽出する


中心から円を描くように注ぎます

泡が膨らんだら、一旦注ぐのを止めて

粉の中心が凹みはじめたら、また注ぎます

これを繰り返します。

ここがヤマカワ流のポイント!!

ハリオV60ドリッパー最大の特徴である、『淹れ方の加減で様々な好みに合わせて味を変化させる』ためには、使う豆の煎り具合でお湯を注ぐスピードを変えることがポイントです。

 

じっくり苦味とコクを抽出したい時には注ぐスピードもじっくりと。
華やかな香りと酸味を抽出したい時には注ぐスピードをサラッと。

これを意識しましょう!

④抽出完了


適量まで抽出がすすんだら、泡が全て落ちきる前に抽出を終了させましょう。
今回は2杯分(300cc)で抽出を完了しました。

【さらに美味しく!秒数と役割の具体レシピ】

「もっと確実に味を安定させたい!」
「プロの味を再現したい!」
という方は、スマホのタイマーを使って以下の秒数を目安に注いでみてください。

出来上がり量:300ml
粉量:20g
総湯量(注ぐお湯):約360ml
お湯の温度:85℃(標準)
抽出時間:4分前後

✔ 1投目(約40ml)
0〜25秒:蒸らし注湯:粉全体が均一に湿るように注ぐ
25秒〜55秒:30秒置く

✔ 2投目(約90ml)
55秒〜1分45秒(50秒):甘みとコクの土台を作る
※ 注ぎ終わりに一呼吸おく

✔ 3投目(約110ml)
1分55秒〜2分45秒(50秒):味の厚みを整える
※ 注ぎ終わりに一呼吸おく

✔ 4投目(約120ml)
2分55秒〜3分40秒(45秒):後味を整える

✔ 落ち待ち
4投目の注ぎ終わり+20秒
(目安:4分前後でドリッパーを外す)

動画で淹れ方を解説しています↓

まとめ

ハリオV60の特徴や淹れ方を理解すると、深煎りのコーヒーから中煎りのコーヒーまで、さまざまな味の特徴をハリオの器具1つで淹れ分けることが可能です

1つの器具で様々な味の表現が広がる反面、抽出にちょっとしたテクニックも必要になります。

コーヒーの奥深さを体験できる器具なので、ぜひともチャレンジしていただきたい器具です!

ハリオV60ドリッパーで抽出するならこのコーヒー豆がオススメ

ペルーオーガニック 中深煎り

店頭でもオンラインでも人気ナンバー1の豆です。
甘味とコクが非常に強く、余韻が長続きします。
万人に好まれる、とても飲みやすい味です。

 

淹れてみたけど、味がイマイチ…と悩んだら

ハリオV60は自由度が高い分、「なんだか美味しくない」「自分の淹れ方が悪いのかな?それとも豆が合っていないのかな?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、一人で悩まずに公式LINEからお気軽にご相談ください!

「どうしても酸っぱくなってしまう」
「自分の好みに合う豆がどれかわからない」

など、あなたのお悩みに合わせて店主がマンツーマンでサポートいたします。一緒にご自宅での「正解」を見つけましょう!

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