【コーヒーの淹れ方】むずかしいけど美味しい!コーノ式のおいしい淹れ方とコツ

【コーヒーの淹れ方】むずかしいけど美味しい!コーノ式のおいしい淹れ方とコツ

これまでハンドドリップにも様々な方法があることをお伝えしてきましたが、今回はハンドドリップの中でも歴史が古いコーノ式ドリッパーについて解説します。

13年ほど前、ドリップを始めたての頃にコーノ式をよく使ってたんですが、最近はあまり使っていませんでした。少し前にお客さんからコーノ式の淹れ方をレクチャーしてほしいとリクエストされたので久々に使ってみたところ、、、めっちゃおいしい!とあらためて驚きました。これで深煎りコーヒー淹れたら最高です。

ただそのぶん淹れ方も少しむずかしかったので、今回のブログで詳しく解説していきますね!

コーノ式ドリッパーの特徴

コーノ式ドリッパーは1925年(大正14年!)創業の珈琲サイフオン株式会社による商品です。世界に先駆け「コーヒーサイフォン」や「円錐ドリッパー」を開発した歴史ある会社です。
メーカーのHPでは今回ご紹介するコーノ式ドリッパーを、

コーヒーの風味と旨味を最大限に引き出し、 雑味のないクリアな味わい

引用:珈琲サイフオン株式会社HPより

と、説明しています。

 

コーノ式ドリッパーが他のドリッパーと異なる最大の特徴が、ドリッパー側面にあるリブの長さ。リブが上部まで伸びておらず、ドリッパーの1/3ほどの長さしかありません。

↑ハリオV 60はドリッパー上部までリブがある

そもそもリブはなぜあるのでしょうか?
リブがあることでペーパーとフィルターの間に空間ができて、そこからペーパー内の抽出液が染み出しリブをつたってサーバーに落ちていきます。つまり、ハリオV60のようなリブが上部まで伸びているドリッパーは、抽出スピードが速くなるということです。

コーノ式はリブが上部にないためペーパーがドリッパー側面にぴたっと貼りつき、雑味やエグみとなる泡が横漏れすることなく上澄みとしてフィルター上部に留まります。 そのおかげで、雑味やエグみとなる泡を表面に浮かせ、雑味がなく風味をしっかり感じられるコーヒーを抽出できるんですね。

画像:珈琲サイフォン株式会社HPより

コーノ式ドリッパーで淹れるメリット・デメリット

コーノ式で淹れるメリットは、コーヒーの風味や苦味をしっかり抽出できることです。

前述したとおり、上部にリブがないことでペーパーとドリッパーを密着させています。そうすることで、コーヒーがドリッパーの途中で横漏れをせず下部まで流れて、しっかりとエキスを抽出することが出来るのです。

この横漏れしない構造により、ネルドリップに近い味を出すことができます。ネルドリップではお湯がコーヒーの層を途中で横漏れすることなくネルの最下部から抽出液が流れでます。リブを上部に設けないことでネルと同じく風味や苦味をしっかり抽出できるようにしているのです。

逆にデメリットは、
1投目のお湯の注ぎ方がむずかしいことです。

コーノ式には『蒸らし』の工程がありません。そのかわりにポタポタとお湯を点滴のように注ぐ点滴抽出をしていきます。この点滴抽出をするためにはテクニックが必要ですし、さらには注ぎやすいケトルも購入する必要があります。

ヤマとカワ流コーノ式の淹れ方

コーノ式ドリッパーの抽出【ヤマカワver.】は、完成まで4ステップです。
まずは、こちらが準備するもの一覧です

写真左から時計回りで、

■デジタルスケール
■コーヒー豆(深煎りがオススメ)
■タカヒロ ドリップケトル雫
■サーバー
■コーノ式ドリッパー

それでは、抽出ステップを順番に解説していきます!

※注意点!

ここで解説している抽出ステップでは、スケールで細かくグラム数を計測したり、タイマーを用いて時間を管理しています。
ですが、本来、家で飲むコーヒーはここまで毎日きっちり管理する必要はないと考えています。
「だいたいドリッパーのこの線までお湯を淹れる」とか、「コーヒーメジャーで1杯くらい」とか、そんな管理方法で良いかと思います。
細かい数字で記載しているのは、『伝わりやすくするため』、『まずは1つの基準レシピとして理解してもらうため』であり、必ずそうすべき!と強制するものではありません。

①コーヒーの粉をセットする

コーヒー豆を1杯分だと15グラム、2杯分だと24グラムをやや粗挽きにしてドリッパーにセットします。今回は2杯分(300cc)を抽出してみます。ちなみに、いつも自宅で淹れる時は1杯分(150cc)で10gの豆をオススメしていますが、今回はコーノ式オフィシャルの豆の量を参考にしてみました。
蒸らしの前にドリッパーをトントンと軽く叩いて粉を平らな状態にしておくと蒸らしのお湯が注ぎやすくなります。

挽き具合についてはこちらの記事を参考に↓

【コーヒーの基礎知識!コーヒー豆の『挽き具合』どれくらいがいいの?】

コーヒー豆の使用量についてはこちらの記事を参考に↓

【コーヒーの知識!コーヒー豆は何グラム使うのがいいの?】

②お湯を点滴抽出する

コーヒーの層の中心を狙って、ポタポタと点滴抽出します。
これをサーバーの底にコーヒーが溜まるまで(約1分間)つづけます。

ここがヤマカワ流のポイント!!

コーノ式ドリッパーはこの1投目の点滴抽出がポイントです。
そうすることで、コーヒー豆がもつ風味と苦味を最大限に引きだしてくれます。
点滴抽出をするならば点滴しやすいコーヒーケトルが最重要アイテムですね。このブログではタカヒロの「雫」ケトルを使用しています。

動画ではこんな感じ↓

③抽出する

点滴抽出が完了したら、そのまま中心から円を描くように注ぎます(蒸らし時間をおく必要ありません)

泡が膨らんだら、一旦注ぐのを止めて

粉の中心が凹みはじめたら、また注ぎます

じっくり注ぎつづけて抽出したい量の半分まできたら、そこから一気にお湯を注ぐ量を増やしてフィルターになみなみとお湯を注いで満水の状態にします。
この白い泡は雑味やエグみなので、表面に浮かしてサーバーに落とさないように注意します。

④抽出完了

適量まで抽出がすすんだら、泡が全て落ちきる前に抽出を終了させましょう。
今回は2杯分(300cc)で抽出を完了しました。

まとめ

コーノ式で淹れたコーヒーを飲むと、そのコクの深さのインパクトにガツンとします。
他で味わったことのない濃厚さ、だけど嫌な雑味は出てないんです。

お気に入りの深煎りコーヒー豆で、ぜひお試しください!

コーノ式ドリッパーで淹れるならこのコーヒー豆がおすすめ

東ティモールオーガニック 深煎り

その他:コーヒー豆の保存について

美味しい淹れ方を理解していただけたら、香り豊かなコーヒーを1週間後も2週間後も楽しみたいですよね。
長い期間楽しむためにはコーヒー豆の保存方法についても理解していただく必要があります。

保存について独自の実験を繰り返してみた結果、ズバリこれが1番長く鮮度を保てる方法でした!

■購入から飲み切るまで2週間くらいの場合 どんな方法でもOK

■購入から飲み切るまで1ヶ月くらいの場合 小分けにして冷凍保存


こんな結論になりました。

実験の内容や、さらに詳しい情報はコチラの記事をご覧ください↓

【冷凍?冷蔵?コーヒー豆の保存について】

 

その他:コーヒー豆の選び方について

コーヒーの抽出はどんな器具を使ったとしても、基本的な原理は『コーヒーの粉にお湯を浸透させてその成分を溶かすこと』です。
つまり、コーヒー豆が持っている成分をいかに損なわずに搾りとるかという作業なのです。

つまり、 淹れたコーヒーを美味しい!と感じるためには、まずは自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶことが最優先です。
いくら淹れ方にこだわっても、品質が悪く好みに合わない豆だと美味しくならないのです。

好みの味を選ぶ方法についてはコチラの記事をご覧ください↓

【お好みの味に出会うコーヒー豆の選び方】

  

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