
急冷式アイスコーヒーの美味しい淹れ方!失敗しない粉と氷の割合・保管方法
「家でも、喫茶店で飲むようなキリッと冷たくてコクのあるアイスコーヒーを淹れたい!」
そんな方に絶対に試してほしいのが、お湯で濃く抽出して氷で一気に冷やす「急冷式(きゅうれいしき)アイスコーヒー」です。

お湯でドリップするからこそ、コーヒー豆本来の豊かな香りと深い苦味を最大限に引き出すことができます。
ただ、いざ家で作ろうとすると、 「氷が溶けてシャバシャバに薄くなってしまう……」 「粉とお湯、そして氷のバランス(割合)がよくわからない……」 と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、絶対に失敗しない「粉と氷の黄金比率レシピ」から、作ったアイスコーヒーが冷蔵庫で何日もつかという保管方法までを、どこよりも分かりやすく解説します!
それでは、さっそく見ていきましょう。
まずは基本レシピから
失敗しない!動画で一緒に淹れるノーカット・レシピ
お湯を注ぐペースや、プロのリズムをそのまま真似して淹れられる「早送りなしのノーカット動画」をご用意しました!
スマホで動画を再生しながら、まずは一緒のリズムでドリップしてみてくださいね。
動画の各工程の時間や、詳しいコツは下のテキストレシピでも解説しています👇
【2杯用レシピ(出来上がり380ml〜400ml)】
用意するもの
・コーヒー豆 32g 中挽き
・お湯 90℃
・氷 160g
✔ 1投目(約60ml)
0:00〜0:40:蒸らし注湯:粉全体が均一に湿るように注ぐ。
0:40〜1:10:30秒置く
✔ 2投目(約60ml)
1:10〜2:00(50秒):甘みとコクの土台を作る。
✔ 3投目(約60ml)
2:00〜2:50(50秒): 濃度感を整える。
✔ 4投目(約80ml)
2:50〜3:40(50秒):アイスコーヒーらしい力強さを作る。
✔ 急冷
ドリップ終了後、氷160gを入れて、しっかり急冷する。
→ 香りを閉じ込め、クリアな味わいに仕上げる。
①コーヒーの粉をセットする

コーヒー豆を1杯分だと17グラム、2杯分だと32グラムを中挽きにしてドリッパーにセットします。今回は2杯分を抽出してみます。
蒸らしの前にドリッパーをトントンと軽く叩いて粉を平らな状態にしておくと蒸らしのお湯が注ぎやすくなります。
②蒸らしをする

全体的にまんべんなくお湯が行き届くように注いで蒸らします。
この時のお湯の温度は90℃くらいがオススメです。
③抽出する

蒸らしが完了したら、中心から円を描くように注ぎます

泡が膨らんだら、一旦注ぐのを止めて

レシピの時間に沿ってお湯をまた注ぎます

④抽出完了

適量まで抽出がすすんだら、泡が全て落ちきる前に抽出を終了させましょう。
この時点のサーバーにあるコーヒーは濃いめに抽出ができている状態です。
⑤氷で急冷させる


あらかじめ準備した氷をサーバーに入れてコーヒーを急冷させましょう。
⑥グラスに注いでできあがり!

グラスに氷をたっぷり入れて、完成したアイスコーヒーを注げば完成です!
じっくりドリップして急冷させたアイスコーヒーはキリッとした苦味があるのに爽快感もあって、とても贅沢な時間を過ごせます。喫茶店にも負けないような本格的なアイスコーヒーをお楽しみください。
よくある疑問:氷は「先入れ」と「後入れ」どっちがいいの?
結論から言うと、「どちらもプロが使う、正解の淹れ方」です!
それぞれに全く違う素晴らしいメリットがあるので、自分の好みに合わせて選んでみてください。
「先入れ」のメリット(サーバーに氷を敷き詰めてドリップ)

落ちてきた熱いコーヒーが1滴ずつ瞬時に冷やされるため、フルーティーな香りや華やかな味わいが一番鮮烈にギュッと凝縮されます。
ただし、ドリップ中に氷がどんどん溶けるため、抽出量が目視で分かりづらく、油断すると薄くなりやすいという「中級者向け」の技でもあります。
「後入れ」のメリット(ドリップが終わってから氷を入れる)

まずはお湯だけで「超濃厚なホットコーヒー」をきっちり狙った量まで抽出し、その後に氷を入れて一気に冷やします。
この方法の最大のメリットは、お湯と氷の量を完璧に管理できるため、絶対にシャバシャバに薄くならないことです!
ですので、初めて急冷式アイスコーヒーに挑戦する方は、まずは失敗知らずでキリッとした苦味が作りやすい「後入れ」からスタートするのが圧倒的におすすめです。
慣れてきたら、ぜひ「先入れ」にも挑戦して、香りの広がり方の違いを飲み比べてみてくださいね!
急冷式アイスコーヒーの味を格上げする!おすすめコーヒー豆
急冷式ならではの「キリッとした深い苦味と爽快感」を120%楽しむなら、間違いなくこのお豆がイチオシです。
【夏の暑さを吹き飛ばす】アイスコーヒーブレンド(深煎り)

「家で作るアイスコーヒーは、なんだか物足りない苦味になりがち…」という方にこそ試してほしい、夏季限定の本格深煎りブレンドです。
ナッツのような香ばしさとどっしりとした飲みごたえ、そして喉を駆け抜けるような圧倒的な爽快感が最高のバランスで引き出されます。
ブラックでキリッと飲むのはもちろん、氷をたっぷり入れたグラスに注いで、ミルクを少しだけ垂らす「極上カフェオレ」にするのも大おすすめですよ!
【年中いつでも楽しめる!】グァテマラ(深煎り)

急冷式で淹れることで、グァテマラが持つダークチョコレートのような濃厚なコクと、上品な甘みがひんやり冷たく凝縮されます。
キリッとしたビター感がありつつも、後味にはほんのり華やかな余韻が残るため、「大人のビターなアイスコーヒー」を楽しみたい日にこれ以上ないお豆です。
アイスコーヒーブレンドの「爽快感」と、グァテマラの「リッチなコク」、ぜひその日の気分で飲み比べてみてくださいね!
抽出方法別・アイスコーヒーの保管方法と保管日数
最後に、作ったアイスコーヒーの保管日数をご説明します。

作ったアイスコーヒーは、すぐに飲まない分は必ず冷蔵庫に入れるようにしてください。
常温では酸化しやすく味の劣化が早くすすみます。
美味しく飲める期間(賞味期限)は抽出方法によって異なります。
・ペーパードリップ/ネルドリップ…抽出後2日以内
・金属フィルター…抽出の翌日まで(微粉が入るため)
・水出しコーヒー…抽出後3~4日以内
ご自宅で淹れるコーヒーは、このようにあまり長く保存はできません。
それでもできるだけ長く楽しむためには、
・抽出はハンドドリップか水出し
・冷蔵庫で保管する
・保管容器は密閉性の高い容器をつかう
これらがポイントになってきます。
アイスコーヒーを美味しく長く楽しむには、コーヒーを抽出した後すぐに急冷することです。
コーヒーの温度が高いと、コーヒーの成分が変化したり酸化が早く進んでしまいます。
抽出したらすぐに氷を入れて急冷し、密閉容器にうつして冷蔵庫で保管し、3日以内に飲み切りましょう!
おうちアイスコーヒーが薄くなる、味が決まらない…と悩んだら
急冷式アイスコーヒーは、お湯と氷のバランスを掴むだけで、見違えるほど美味しくなるメニューです。
「どうしても氷が溶けて薄くなってしまう」「自分の好きな苦味にするには、どの豆を選べばいい?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、一人で悩まずに公式LINEからお気軽にご相談ください!
「家にあるドリッパーでもこの黄金比で淹れられる?」
「アイスコーヒーに合うお豆を一緒に選んでほしい」
など、あなたのお悩みに合わせて店主がマンツーマンでサポートいたします。今年の夏は、ご自宅での「最高に贅沢な1杯」を一緒に見つけましょう!
