【コーヒーの知識】ドリップする時は真ん中に注ぐだけでOKなの?!
コーヒーをドリップする時は、ナゼそれをするのか?と考えることはとても大事なことです。
ちょっとした動きが実はうまく淹れるのにとても大事なポイントだったりするってのはよくある話です。
ということで、ドリップする時に「ナゼこうするの?」という疑問があれば、お気軽にヤマとカワ公式LINEまでお問い合わせください!
さて、過去にヤマとカワのInstagramでドリップの動画をアップしたところ、
『ドリップする時は、真ん中に注ぐだけでいいの?』
というご質問をいただきました。
そう、コーヒーをドリップする時はドリッパーの全体にお湯を注ぐのではなくて、ドリッパーの真ん中だけに注いでいます(端っこには注がない)。
今回は、ドリップする時に真ん中だけでいい理由を解説します!
ドリップの基本
まずはコーヒーのドリップ方法(ハリオV60)の基本を簡単におさらいしておきましょう。
①コーヒーの粉をセットする
コーヒー豆を1杯分だと12グラム、2杯分だと22グラム、3杯分だと32グラムを中挽きにしてドリッパーにセットします。
②お湯を注いで蒸らす
全体的にまんべんなくお湯が行き届くように注いで約30秒蒸らします。
この時のお湯の温度は90℃くらいがおすすめです。
③抽出する
中心から円を描くように注ぎます
泡が膨らんだら、一旦注ぐのを止めて、
粉の中心が凹み始めたら、また注ぎます
これを繰り返し、
適量まで抽出が進んだら、泡が全て落ち切る前に抽出を終了させましょう。
まぁ、ざっとこんな感じです。
さらに詳しくハリオV60の淹れ方を知りたい方は↓
【ドリップの王道器具!ハリオV60ドリッパーの基本の淹れ方】
注ぐのが真ん中だけでいい理由
では、今回の本題にまいりましょう。
コーヒーのドリップする時にお湯を注ぐのが真ん中だけでいいのはナゼでしょう?
それは、ドリッパーの形に理由があります。
コーヒーのドリッパーは円錐形なので、円の中心であるほどコーヒーの粉の層が厚くなり、中心から離れるほど(端っこに近いほど)層が薄くなります。
コーヒーの層が厚い部分にはたくさんお湯を注いで、層が薄い部分にはあまりお湯をかけない方が効率よく美味しい成分を抽出することができます。
また、端っこにお湯をかけてしまうと、お湯がコーヒーの層を通過せずにサーバーに直接落ちるため、出来上がりのコーヒーが薄い味になってしまいます。
コーヒーの粉全体にお湯を行き届かせたい気持ちも分かりますが、直接お湯をかけなくても水位が上がることでコーヒーの成分は抽出されているので安心しましょう。
動画で見てみましょう
真ん中に注ぐってどれくらい真ん中?端っこに注ぐってどこのこと?実際どんな感じ?
と疑問に思われた方は、こちらの動画をご覧ください。
まずは、真ん中に注いでる淹れ方。
大体こんな感じです↓
『ドリップのとき、真ん中に注ぐだけでいいの?』と質問をいただきます。
— ヤマとカワ珈琲店|長野市のコーヒー豆屋 (@yamatokawa_coff) August 24, 2021
●コーヒーの層は真ん中が厚い
●端っこに注がなくても水位があがることで成分は抽出されている
だいたいこんな感じで真ん中に集中して注いでます。 pic.twitter.com/prVIRJTV3h
次が端っこまで注いでしまっている淹れ方↓
コーヒーをドリップする時、コーヒーの粉全体にお湯を行き届かせたい気持ちも分かりますが、端っこに直接お湯をかけなくても水位が上がることでコーヒーの成分は抽出されてるので安心しましょう。
— ヤマとカワ珈琲店|長野市のコーヒー豆屋 (@yamatokawa_coff) August 24, 2021
「端っこにかける」ってこんな注ぎ方です。
みなさんは大丈夫そうですか? pic.twitter.com/8JSSpngHge
まとめ
コーヒーをドリップする時は、真ん中に集中して注ぎましょう。
決して縁には注がないように注意してくださいね。
素敵なコーヒータイムをお過ごしください!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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