
“1杯分”のコーヒーを美味しく淹れるには?失敗しやすい理由と解決策
「自分の分だけ、1杯分のコーヒーを淹れたい」
そんなとき、思ったよりもうまくいかない…という経験はありませんか?
粉は少ないのに、味が濃すぎたり薄かったり。
お湯を注ぐスピードがちょっと変わるだけで、風味ががらっと変わってしまう。
実は“1杯分”を安定して美味しく淹れるのは、意外と難しいんです。

この記事では、
なぜ1杯分が難しいのか?
どうすれば上手に淹れられるのか?
その理由と解決策を、ヤマとカワ珈琲店の視点からお話しします!
少ない豆でも“ちゃんと美味しい”を叶えるためのポイント、
そして1杯分を楽しむためにおすすめしたい器具についても紹介します。

なぜ1杯分はむずかしいのか?
「1杯分って、なんでうまくいかないんだろう?」
実はちゃんと理由があります。
いくつかの要素が重なって、1杯分は“プロでも難しい”んです。
① 豆の量が少ないほど、誤差が味に出やすい
20g→10gに減ると、ほんの少しの挽き具合や注ぐお湯の量が味に大きく影響します。
たとえば、1回の注ぎでお湯を2〜3g多く入れてしまうだけで、濃度や抽出時間が変わってしまうんです。

② 注ぐ“的”が小さくなる
粉の量が少ないぶん、ドリッパーの中の粉層が浅くなり、狙う範囲がとても狭くなります。
ほんの少し注ぐ位置がずれただけでも、味がばらつきやすいんです。

ハリオV60 01サイズに20gの豆を入れた状態

ハリオV60 01サイズに10gの豆を入れた状態
③ ドリッパーのサイズが合っていない
2〜4杯用の大きなドリッパーを使うと、粉が広く浅く広がり、
お湯が下まで届きづらくなることで味が薄くなりやすいです。


ハリオV60 02サイズに10gの豆を入れた状態
④ 安定した注ぎが難しい
お湯を「細く・一定のリズムで」注ぐことが重要なのですが、
1杯分だと注ぐ時間が短く、わずかなブレでも味の変化が大きくなります。

1杯分を美味しく淹れるためのコツ
1杯分のドリップは実はとても繊細です。
でも、ポイントを押さえればぐっと安定します。
難しさを補うのは「道具の力」と「注ぎ方の意識」。
この2つを見直すだけで、驚くほど味が変わります。
① 細く注げるケトルを使う
1杯分では、お湯の量もタイミングもほんの少しの違いで味が変わるため、
「どこに」「どれくらい」注ぐかをコントロールできるケトルが大きな助けになります。

ヤマとカワ珈琲店がおすすめしているのは【タカヒロ コーヒードリップポット雫(しずく)】。
注ぎ口がとても細く、狙った場所にお湯を落とせるので、
1杯分の小さな粉面でもブレなく注ぐことができます。
実際に使ってみると、手の動きに対するお湯の反応がとても素直で、
まるで“書くように注げる”感覚。
プロも愛用する理由がわかります。
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② 1杯専用ドリッパーを使う
大きめのドリッパーを使うと粉が浅く広がり、
お湯が均一に行き渡りにくくなります。
1杯分を安定させたいなら、1杯専用サイズのドリッパーを使うのがおすすめです。
粉の層がしっかりできて、お湯が長くとどまるため、
少量でもコクと甘みをしっかり引き出せます。


1杯専用ドリッパー「コニカル30」に10gの豆を入れた状態
③ 注ぐときは“ゆっくり・静かに”
細く、静かに。
中心を外さずに、
粉全体がふっくら膨らむように意識して注ぐと、
雑味を抑えたすっきりした味になります。

まとめ
1杯分は、シンプルだけど奥が深い世界。
だからこそ、うまく淹れられたときの一口は格別です。
「少ない豆でも、ちゃんと美味しい」
そのための味方が、細口ケトルと1杯用ドリッパーです。
今日の一杯が、少しだけ特別な時間になりますように。
