【#スタッフ】真人さん(伊那店)
2022年の年末、ヤマとカワ珈琲 伊那店を開業しようと考えていた時に、『この人にスタッフやってもらいたい!』と声をかけたのが真人さんでした。長年勤めていた仕事を辞めるタイミングとちょうど重なり、今に至ります。
コーヒーへの興味はもちろん、バンドマンとしても活動する一面がある真人さん。
日常の暮らしの中でどんな風にコーヒーの時間を楽しんでいるのか、聞いてみました。(聞き手:ヤマとカワ珈琲店 川下)
コーヒーとの出会い
川下:じゃあ、今日はよろしくお願いします!
真人さん:よろしくお願いします!
川下:なんか緊張しますよね。面接的なことはあまりやってないですもんね
真人さん:そうですね。改めて面と向かって話す機会って少ないですもんね。改めて話すと、少し緊張しますね
川下:最初にコーヒーを飲むようになったキッカケを教えてもらっていいですか?
真人さん:正直、キッカケは無いんです。高校生ぐらいから飲み始めたんですけど、当時はブラックは飲めなくて、カフェオレみたいな甘いコーヒーが多かったですね。ブラックが好きになったのは20歳を過ぎてからです。喫茶店でちゃんとしたコーヒーを飲んでから、ブラックしか飲めなくなりました
川下:そうなんですね。カフェのコーヒーは缶コーヒーより値段は高いけど、気軽に挑戦できましたか?
真人さん:最初は高いと感じましたが、せっかくなので違いを感じてみようと思って飲んでみたのがキッカケですね。近くにはカフェが少なくて、昔ながらの喫茶店くらいしかなかったんです
川下:思い出に残ってる喫茶店とかはありますか?
真人さん:「R330」というお店によく行ってました。今はなくなりましたが、昔はよく友達と集まっていましたね
R330で友人たちと(写真提供:真人さん)
川下:青春の思い出ですね
真人さん:そうですね。集まってはコーヒーを飲んだりして、よく遊びに行ってました
川下:その頃からコーヒーが好きだったんですね。家でコーヒーを飲むようになったキッカケは?
真人さん:30代になってから、「自分はコーヒーが好きなんだな」と気づいて、自分で淹れてみようと思ったんです。姉がドリッパーを持っていたので、それを使って始めました
川下:どこのメーカーのドリッパーだったんですか?
真人さん:メーカーまでは覚えていないですが、樹脂製のオレンジっぽい色のドリッパーでしたね。豆は「カフェコーデ」さんで買って、とにかく試してみた感じです。
川下:最初はどんな感じで豆を選んでいたんですか?
真人さん:とりあえず何でもいいや、という感じで選んでいました笑。たぶん、お店の人に「どれがおすすめですか?」って聞いたことはあると思うんですけど、何を選んだかは覚えてないです
川下:みんな最初はそうですよね笑
真人さん:そうですね。でも、そこから一気にハマった感じはありました。最初は美味しいかどうかもわからなかったけど、「飲めるな」って思って
川下:美味しいって感じてたんですか?
真人さん:たぶん美味しかったんだと思います。でも、正直、よくわからなかったです。だけど、「飲めるな」と
川下:よくあるのは、感動した味に出会いそれがキッカケでハマるみたいな話がありますけど、そういうのはなかったんですか?
真人さん:特に衝撃的な出会いとかはなく、普通にコーヒーを飲むようになりました。結婚してからは、妻がタンブラーに入れてくれたりして、日常的に飲むようになった感じです。あんまりネットで買い物をするタイプじゃないので、カフェコーデさんやカフェセラードさんで買ってました。オカモトさんにも「どこかおすすめの豆ないですか?」って聞いたりして、オカモトさんから教えてもらった豆を定期的に買ったりしていました。
ヤマとカワ珈琲店との出会い
川下:色んなお店の豆を買ってる中で、どこかの豆に特に惹かれるとかありましたか?
真人さん:そうですね、その頃は酸味があまり好きじゃないって気づきました。で、インスタでヤマとカワを見つけて、その豆が気になって、初めてネットでブラジルと東ティモールの豆を買いました
川下:おぉー!ネットであんまり買い物をしないと言ってたのに。ありがたい笑。それはいつ頃ですか?
真人さん:たぶん2020年ぐらいです。ちょうどコロナの前後ですね
川下:飲んだ時はどうでしたか?(ドキドキ)
真人さん:夜遅くに届いたんですが、どうしても飲みたくて妻と一緒にブラジルを飲んだんですけど、衝撃的でした。「こんなに美味しいコーヒーがあるんだ!」って感動しました
川下:それはめちゃくちゃ嬉しい!
真人さん:それ以来、毎日楽しみで、次の日にはもう別の種類も試したくなりました。長野県のコーヒー屋さんというのもあって、同じ県内で焙煎しているというのも大きかったかもしれません
普段はどんな風にコーヒーを楽しんでる?
川下:今はたくさんコーヒーを飲んでいると思いますが、どんなシチュエーションで飲むことが多いですか?朝起きてすぐとか、お昼時とか?
真人さん:一番多いのは仕事中ですね。隙を見てコーヒーを淹れて飲むことが多いです。朝、時間がある時や、休みの日は家でも淹れますね
川下:休日はどんなタイミングで淹れることが多いんですか?
真人さん:朝ごはんと一緒ですね。妻がご飯を作っている時に、僕が隣でコーヒーを淹れて飲みます。土日はパンが多いので、コーヒーとパンの組み合わせが定番ですね
川下:ちなみに朝ごはんの時間は決まっていますか?
真人さん:子供がいるので、だいたい7時半から8時前くらいです。朝は家族みんなで食卓を囲むようにしています
川下:コーヒーを淹れるのにどんな器具を使っています?
真人さん:最近はKINTOが多いですね。1人の時はフラワードリッパーを使うこともあります
川下:休日にコーヒーを淹れるコツとか、意識してるところあります?
真人さん:僕はコーヒーを淹れる「時間」が好きなんです。無心になれる時間というか、精神統一のような感覚ですね。何かこう、ボーっと泡が出ているところだけ見ていることもあります。その時間がすごく好きで、何も考えずにただボーっとしているのが好きなんです。もちろんバタバタしている中で淹れることもありますけど、僕の場合、しっかりと落ち着いて淹れる方が多い気がします
川下:バタバタしていてもコーヒーを淹れられるコツってありますか?
真人さん:それはあまり考えていないですね。味も毎回違いますし、豆の量やお湯の温度を測らないこともありますし。薬缶で沸騰したままガーッと淹れることもあります。それでもその「時間」が好きなんです
川下:なるほど。それが一つの楽しみなんですね。
真人さん:そうですね。毎回同じ味にならないところが面白いです。それに慣れてくると、自分が安定してきたのかなという感じもしてきます
川下:コーヒーを家で飲み始めて、生活に何か変化はありましたか?
真人さん:そうですね、大きな変化があったかどうかは分かりませんが、僕にとってはコーヒーはなくてはならない存在です。1日に1回は必ず淹れたいんです。その時間が好きで、精神統一する時間としても大事です。出勤したらまず1杯淹れて、心を落ち着かせて。そしたら仕事への気合いが入る感じがします
川下:人によってコーヒーの楽しみ方が違うので、話を聞いていて興味深いです
真人さんオススメのコーヒーは?
川下:最後に、真人さんがイチオシするヤマとカワのコーヒー豆は何ですか?
真人さん:僕は深煎りが好きで、今は東ティモールが好きですが、最初に衝撃を受けたのはブラジルでした。なので、ブラジルが特にオススメですね!
川下:ブラジルの、どんなところが好きですか?
真人さん:飲みやすくて、余計なひっかかりがなく、スッキリしているところですかね。甘みや苦味もあり、酸味が少ないのも僕には合っています。毎日飲みたいと思える味です
川下:真人さんがブラジルを飲むときは、コーヒーだけで飲むことが多いですか?それとも何かと一緒に楽しむことが多いですか?
真人さん:スイーツと一緒に飲むこともありますが、コーヒーだけで飲むことも多いですね。種類によっては甘みのあるケーキやアイスと一緒に飲むこともありますけど、ブラジルはコーヒーだけでも良いしスイーツと合わせても良いしどちらでも楽しめる豆です
川下:ブラジルに合わせるとしたら、どんなスイーツにしましょう?
真人さん:僕はドーナツやクッキーのようなシンプルなお菓子が好きですね。あまり甘すぎないものが合うと思います。同級生がやっているお菓子屋さん「唐木屋」のドーナツが特に好きです。伊那店にもたまに焼き菓子を卸してもらっていますが、チョコチップクッキーなどもコーヒーに合いますよ!
川下:今度伊那店に行った時に見つけたら買います笑
真人さん:ぜひ試してみてください笑
川下:好きな豆は色々ありますが、シチュエーションごとに飲みたい味は違うので、1番を選ぶのは難しいですよね
真人さん:そうですね。思い出深い豆ならブラジルがあがりますね
川下:思い出とともに飲むコーヒーって特別ですよね。僕もペルーのコーヒーがきっかけでコーヒーが好きになったので、その時の味を超えられない感じがありますね。思い出が美化されていくんですよね。今日はたくさんの話を聞けてよかったです。ありがとうございました!
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