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ORIGAMIドリッパーの淹れ方!コーヒーをもっと美味しくするポイントとレシピ

ORIGAMIドリッパーの淹れ方!コーヒーをもっと美味しくするポイントとレシピ

「すっきりしたドリップコーヒーを淹れたい!」
そんな人にぴったりなのが、ORIGAMIドリッパーです。

特徴的な20本のリブ(溝)と円すい型のデザインが、お湯の流れをスムーズにし、クリアで雑味のないコーヒーを淹れることができます。

「ドッシリしたコーヒーよりも、後味は優しくすっきりした味が好み」
そんな方にこそ、ぜひ試してほしいドリッパーです。

この記事を読めば、あなたも今日からORIGAMIドリッパーを使いこなせるようになります!

それでは、さっそくORIGAMIドリッパーの魅力と淹れ方を見ていきましょう。

ORIGAMIドリッパーの特徴

ORIGAMIドリッパーは、日本のバリスタチャンピオンたちにも愛されるドリッパーです。

その最大の特徴は、「20本のリブ(溝)」が生み出すスムーズな抽出。お湯の流れを調整しやすく、注ぎ方を変えることで味のバリエーションを広げられるのが魅力です。

ここでは、ORIGAMIドリッパーの3つの特徴を詳しく紹介します。

①20本のリブが生み出す、スムーズな抽出

ORIGAMIドリッパーには細かく深いリブ(溝)が20本も入っています。
このリブのおかげで、フィルターとドリッパーの間に適度な空間ができ、お湯の抜けがスムーズになります。

そのメリットは↓

雑味のないクリアな味わいが出しやすい

・お湯を注ぐスピードで「スッキリした味」と「適度なコク」をコントロールできる

他のドリッパーに比べて抽出スピードが早めな器具なので、クリアな味が好みな人にはピッタリです。

② 2種類のフィルターが使える

ORIGAMIドリッパーの大きな特徴のひとつが、「円すいフィルター」と「ウェーブフィルター」の両方に対応していることです。

基本的にはどちらのフィルターを使っても、味わいに大きな違いは出ません。

ただし、ウェーブフィルターの方が若干抽出スピードが落ちるため、少しだけコクを感じやすくなる傾向があります。

ウェーブフィルターは、紙を糊でウェーブ状に加工しているため、お湯を通してリンス(湯通し)することで余分な風味を取り除くことができます。

そのため、ウェーブフィルターを使う際は、フィルターのリンスをしっかり行うのがおすすめです。

リンスって何?絶対に必要なの?と思った人はコチラの記事を参考にしてみてください↓

ドリップの時、フィルターを濡らす(リンス)のはナゼ?その目的や理由は?

③ カラフルでおしゃれなデザイン

ORIGAMIドリッパーは、見た目の美しさも魅力のひとつ。
カラーバリエーションが豊富で、キッチンやカフェのインテリアとしても映えるデザインになっています。

写真:ORIGAMI Online Store

コーヒーの時間は、ただの習慣ではなく、気分を整える大切なひととき
コーヒーの道具が、美しいデザインや豊富なカラーバリエーションであれば、そのコーヒーの時間をもっと特別なものにしてくれます。

お気に入りの道具を選ぶことで、ドリップが楽しくなり、コーヒーを淹れる時間そのものが心地よい時間に

視覚からも楽しめる道具だからこそ、毎日のコーヒーがもっと豊かになるのです。

ORIGAMIドリッパーで淹れる美味しいコーヒー

それでは、抽出ステップを順番に解説していきます!

※注意点!

ここで解説している抽出ステップでは、スケールで細かくグラム数を計測したり、タイマーを用いて時間を管理しています。
ですが、本来、家で飲むコーヒーはここまで毎日きっちり管理する必要はないと考えています。
「だいたいドリッパーのこの線までお湯を淹れる」とか、「コーヒーメジャーで1杯くらい」とか、そんな管理方法で良いかと思います。
細かい数字で記載しているのは、『伝わりやすくするため』、『まずは1つの基準レシピとして理解してもらうため』であり、必ずそうすべき!と強制するものではありません。

①コーヒーの粉をセットする

コーヒー豆を1杯分だと10グラム、2杯分だと20グラムをやや粗挽きにしてドリッパーにセットします。
今回は2杯分(300cc)を抽出してみます。

蒸らしの前にドリッパーをトントンと軽く叩いて粉を平らな状態にしておくと蒸らしのお湯が注ぎやすくなります。

挽き具合についてはこちらの記事を参考に↓

【コーヒーの基礎知識!コーヒー豆の『挽き具合』どれくらいがいいの?】

コーヒー豆の使用量についてはこちらの記事を参考に↓

【コーヒーの知識!コーヒー豆は何グラム使うのがいいの?】

②お湯を少量注いで蒸らす

全体的にまんべんなくお湯が行き届くように注いで、30秒蒸らします。

蒸らしに使うお湯の量は、「豆の量×2倍」を目安にしてください。
今回は20gの豆を使っているので、蒸らしに使うお湯は40mlです。
お湯が少ないと粉全体にお湯が行き届かずに、蒸らしの効果が減ってしまいます。

蒸らしについてはこちらの記事も参考に↓

【コーヒーの知識】ドリップコーヒーの『蒸らし』は何のためにするの?必要なの?

③抽出する

蒸らしが完了したら、そのまま中心から円を描くように注ぎます

泡が膨らんだら、一旦注ぐのを止めて

粉の中心が凹みはじめたら、また注ぎます

これを繰り返します。

抽出後半にはお湯を注ぐ量を増やしてドリッパー内の水位を上げた状態にします。
この白い泡は雑味やエグみなので、表面に浮かしてサーバーに落とさないように注意します。

④抽出完了

適量まで抽出がすすんだら、泡が全て落ちきる前に抽出を終了させましょう。
今回は2杯分(300cc)で抽出を完了しました。

美味しく淹れるためのポイント

ORIGAMIドリッパーは、お湯の流れを調整しやすいのが特徴。
注ぎ方次第で、スッキリした味わいにも、しっかりとしたコクのある味わいにも仕上げることができます。

① お湯の注ぎ方で味をコントロールする

スッキリ&クリアな味にしたいなら…

✅ お湯を一気に注ぐ(短時間でスムーズに抽出)
✅ 流速が速いので、透明感のある味わいになりやすい

適度なコクと甘みを出したいなら…

✅ ゆっくり注ぐ(4回または5回に分ける)
✅ 抽出時間を長めにすることで、コクと甘さが際立つ

ORIGAMIドリッパーのリブの多さを活かし、お湯の流れを意識することで、豆の個性を最大限に引き出せるのがポイントです。

②ORIGAMIドリッパーに合う豆を選ぶ

せっかくORIGAMIドリッパーを使うなら、相性の良いコーヒー豆を選ぶのも大事なポイントです。

おすすめなのは、深みのある「東ティモール深煎り」と、甘みとコクのバランスが取れた「ペルー中深煎り」。

東ティモール深煎りをORIGAMIドリッパーで淹れると、ドッシリした重みはなく、優しい後味の深煎りコーヒーが楽しめます。
『スッキリしたコーヒーが飲みたいけど、酸味は苦手』という方にはピッタリです!

 

ペルー中深煎りはORIGAMIドリッパーのスムーズな抽出で、コーヒーの甘みを最大限引き出せます。ゆっくり注ぐと、カラメルのような甘みとコクがしっかり感じられます。

まとめ

ORIGAMIドリッパーは、お湯の流れをコントロールしやすく、クリアな味わいを楽しめるドリッパーです。
また、お湯の注ぎ方を工夫することで、スッキリした味わいにも、しっかりとしたコクのある味わいにも仕上げることができます。

💡 この記事のポイントをおさらい!

✅ 20本のリブがスムーズな抽出を実現し、クリアな味を引き出せる
✅ 円すいフィルター&ウェーブフィルターの両方が使える
✅ お湯の注ぎ方で味わいの調整が自由自在
✅ 東ティモール深煎りペルー中深煎りとの相性が抜群! コクと甘みのバランスが楽しめる

ORIGAMIドリッパーを使うことで、自分好みの味を追求できるのが最大の魅力。

ぜひいろいろな淹れ方を試しながら、お気に入りのレシピを見つけてみてください!

その他:コーヒー豆の保存について

美味しい淹れ方を理解していただけたら、香り豊かなコーヒーを1週間後も2週間後も楽しみたいですよね。
長い期間楽しむためにはコーヒー豆の保存方法についても理解していただく必要があります。

保存について独自の実験を繰り返してみた結果、ズバリこれが1番長く鮮度を保てる方法でした!

■購入から飲み切るまで2週間くらいの場合 どんな方法でもOK

■購入から飲み切るまで1ヶ月くらいの場合 小分けにして冷凍保存


こんな結論になりました。

実験の内容や、さらに詳しい情報はコチラの記事をご覧ください↓

【冷凍?冷蔵?コーヒー豆の保存について】

 

その他:コーヒー豆の選び方について

コーヒーの抽出はどんな器具を使ったとしても、基本的な原理は『コーヒーの粉にお湯を浸透させてその成分を溶かすこと』です。
つまり、コーヒー豆が持っている成分をいかに損なわずに搾りとるかという作業なのです。

つまり、 淹れたコーヒーを美味しい!と感じるためには、まずは自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶことが最優先です。
いくら淹れ方にこだわっても、品質が悪く好みに合わない豆だと美味しくならないのです。

好みの味を選ぶ方法についてはコチラの記事をご覧ください↓

【お好みの味に出会うコーヒー豆の選び方】