【忙しい朝でもコーヒーだけは飲みたいアナタへオススメ】CLEVER(クレバー)の使い方

【忙しい朝でもコーヒーだけは飲みたいアナタへオススメ】CLEVER(クレバー)の使い方

コーヒーのドリップって、お湯を注いでる間ずっと見ていなきゃいけないし、時間と心に余裕がある時にしかできないですよね。

■忙しい朝に、むずかしい淹れ方はイヤ。できるだけ簡単に淹れたい!
■道具をたくさん揃えるのは大変、少ない器具で淹れたい!
■それでも、ちゃんと美味しいコーヒーがいい!

と、考えている方は多いんじゃないでしょうか?

忙しい朝は、じっくりドリップしている時間なんか無いですよね。
僕もたまに寝坊してしまうんですが、急いでいるそんな時でもコーヒーだけは飲みたくなります。

この記事では、忙しい朝でもコーヒーが簡単に飲めるオススメの器具を紹介します!

それは、こちらです ↓

CLEVER(クレバー)という名前のドリッパーです。

このCLEVERがオススメな理由と、ヤマカワ流にアレンジしたCLEVERの淹れ方を解説します!

CLEVERドリッパーとは

CLEVERは2009年に台湾で誕生したドリッパーです。
1~2杯用のSサイズと、1~3杯用のLサイズの2展開で、発売当時はけっこう話題になったんですが最近はあんまり聞かないですね、、。
でもこれがけっこう便利で、「手軽に淹れられるのに美味しい!」と僕もお気に入りの器具なんです。

最大の特徴は本体下部についたシリコンバルブ。

テーブルなど平なところに置いたときにはバルブが閉じた状態となっているため、お湯を注いでも底からコーヒーが漏れることはありません。
ドリッパーよりも直径の小さなサーバーやマグカップに乗せると、バルブが上に持ちあげられて開くようになっています。
バルブが閉じた状態
バルブが開いた状態
平らなところだとコーヒーが漏れない
サーバーに置くとコーヒーが抽出される

この弁の働きによって、コーヒーが『浸漬式』という抽出パターンで抽出されるため、手軽で安定した抽出が実現できます。

■浸漬式とは

コーヒーの粉とお湯とを一定時間漬け込むことによって成分を抽出する方法。
フレンチプレスがその代表ですね。
抽出に技術はそれほど必要なく、時間や湯量などをしっかり計ることで誰でも安定した抽出を行うことができます。

フレンチプレスの淹れ方はコチラの記事へ↓

こちらも参考に
参考記事【はじめてでも失敗しない】フレンチプレスで美味しいコーヒーを淹れよう

■透過式とは

コーヒー粉にお湯を透過させながら成分を抽出する方法。
ハンドドリップがその代表ですね。
抽出に多少の技術が必要となりますが、お湯を注ぐスピードをコントロールすることで味を変化させられる特徴があります。

お湯をゆっくり注ぐコツはこちらの記事にまとめています↓

こちらも参考に
参考記事:【コーヒードリップのコツ】今日からすぐ実践できる!お湯を細く注ぐ3つのコツ

CLEVERが忙しい朝にオススメな理由

CLEVERが忙しい朝にオススメな理由は3つあります。

●いつでも安定したコーヒーを抽出できる
●抽出している間に、しばらく放置できる
●後片付け・お手入れが簡単

順番に説明していきますね。

いつでも安定したコーヒーを抽出できる

上記で説明した通り、CLEVERは浸漬式の抽出方法です。
コーヒーの粉とお湯の量をきちんと計量し、抽出工程の順を守れば、いつでも誰でも同じ味にすることが可能です。

抽出してる間、しばらく放置ができる

後述しますが、CLEVERはコーヒーの粉にお湯を注いだ後、『3分間待つ』という工程があります。
そのため抽出中に焦る必要もなく、ドリッパーから手が離せますので、その間にカップを温めたり、少し洗い物をしたり、余裕をもった抽出を楽しむことができます。

後片付け・お手入れが簡単

コーヒーを定期的に飲むのであれば、使った器具のお手入れ方法も重要になってきます。
CLEVERはペーパーフィルターを使って抽出するため、残ったコーヒーかすもペーパーと一緒に捨てるだけ。簡単です。

ドリッパー自体も使い終わった後はお湯洗いをすればOKです。
ただし、シリコンバルブは消耗品なので、繰り返し使用していると劣化する可能性があります。
コーヒーが漏れた状態を発見したら、すぐに新しいものに交換しましょう。

ヤマカワ流の淹れ方のポイント

CLEVERドリップ【ヤマカワver.】は、ペーパーのセットから抽出まで5ステップです。
まずは、こちらが準備するもの一覧です

写真左上から時計回りで、

■サーバー
■CLEVERドリッパー
■ケトル(薬缶でもOK)
■コーヒー豆
■ペーパーフィルター(台形のもの)
■タイマー
■デジタルスケール

それでは、抽出ステップを順番に解説していきます!

※注意点!

ここで解説している抽出ステップでは、スケールで細かくグラム数を計測したり、タイマーを用いて時間を管理しています。
ですが、本来、家で飲むコーヒーはここまで毎日きっちり管理する必要はないと考えています。
「だいたいドリッパーのこの線までお湯を淹れる」とか、「コーヒーメジャーで1杯くらい」とか、そんな管理方法で良いかと思います。
細かい数字で記載しているのは、『伝わりやすくするため』、『まずは1つの基準レシピとして理解してもらうため』であり、必ずそうすべき!と強制するものではありません。

①コーヒーの粉をセットする


コーヒー豆25グラム中挽きにしてドリッパーにセットします。
この時ドリッパーをトントンっと軽く叩いて、粉を平らな状態にしましょう。
そうすることで蒸らしのお湯が注ぎやすくなります。

挽き具合についてはこちらの記事を参考に↓

【コーヒーの基礎知識!コーヒー豆の『挽き具合』どれくらいがいいの?】

②お湯を50cc注いで1分蒸らす


ドリッパーをスケールの上にセットして『ゼロ表示』、

お湯を50cc(50グラム)注いで、

フタを閉めて、1分間タイマースタート

③お湯を200cc注いでコーヒーの成分を抽出する


1分後、フタを開けて『ゼロ表示』せずに、そのままお湯を200cc注ぎます
(ドリッパー内には蒸らしのお湯が50cc入った状態なので、スケールは50グラム+200グラム=250グラムになる)

再びフタを閉めて、3分間待つ
(この間、手があくので、カップを温めたり、一緒に食べるお菓子を準備したり、美味しくなりますように!と神に祈りましょう)

④サーバーに抽出する


サーバーをスケールの上にセットして『ゼロ表示』、

サーバーの上にクレバーを置くと、、、

コーヒーが抽出されます


抽出し終わったコーヒーは約200ccです

⑤濃度を調整する


スケールの表示が300グラムになるまでお湯で濃度を調整します。
※すっきりゴクゴク飲みたいって人は350グラムまで薄めてもイイかも。お好みで調節してくださいね!
 

ここがヤマカワ流のポイント!!

実は、このレシピの『コーヒー豆の量』と『注ぐお湯の量』のバランスでは、かなり濃いめのコーヒーが出来上がります。
そこで、抽出後にお湯で濃度調整をします。
『注ぐお湯の量』を増やすのではなく、抽出液に直接お湯を加えて濃度調整するのです。
そうすることで、雑味がなくクリアな後味になるんですよ!


しっかりかき混ぜて、

完成です!

動画で確認したい方はこちらをご覧ください↓

 

まとめ

CLEVERを使えば誰でも同じように抽出することが可能ですし、後片付けやお手入れも簡単です。
忙しい朝だけど、1日のスタートに美味しいコーヒーが飲みたい!という方にはピッタリの抽出器具です。

朝の分刻みのスケジュールの中に、手でガリガリ挽くことや、じっくりドリップする時間を組み込むことってなかなか難しい。
なので、まずは簡単な淹れ方で始めてみて、朝のコーヒータイムを習慣化されてください。
習慣化できるとまた余裕が生れるため、次はドリップに挑戦してみよう!という気持ちになってくると思います。

まずは手軽な方法で始めてみることが大事です!

CLEVERで抽出するならこのコーヒー豆がオススメ

ブラジル 中深煎り

2ハゼ直後に煎り止めしているため、ほのかな苦みと甘味とコクのバランスがとてもいいです。
一口目のガツンとしたインパクトはありませんが、飽きのこない毎日飲みたい珈琲です。
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