珈琲豆の保存方法はどれが良いか検証してみました(2週間経過)

毎月行っている抽出ワークショップや、店頭に来てくださる方からの質問で最も多いのが『珈琲豆の保存方法について』だ。
焙煎したての新鮮さをできるだけ長く保ちたいと考える人は多いし、僕らとしても長く保つ方法をお伝えすることは美味しい珈琲を長く楽しんでもらえることに繋がるので望ましい。

ということで、珈琲豆の保存方法はどれが良いのか検証を始めて2週間が経過した時点での結果を報告します。
実験の条件はこちら→珈琲豆の保存方法はどれが良いのか検証してみました(実験準備)

 

検証するのは、
◎抽出の際の豆の膨らみ
◎香り
◎味
この3点を比べてみようと思います。

 

珈琲豆15g使用して200CC抽出、
お湯の温度は85℃、
抽出器具はハリオを用いて行いました。

 

 

まずは①常温で保存した豆、

2週間経過しても豆の膨らみは充分ですね。

抽出中もいい香りが漂います。
カップに入ったあとの香りも濃厚です。

味も濃く、ハッキリと甘さを感じます。

 

 

続いて②冷蔵庫で保存した豆

こちらもお湯を落とした瞬間から豆が大きく膨らみました。

香りも①と変わらず良い香り。

味は①に比べると甘さの濃度が若干薄く感じました。

 

 

続いて③冷凍保存した豆

お湯を落とした時の膨らみは充分でしたが、30秒ほど蒸らした後は気泡の量が①と②に比べ明らかに少なかった。

香りも①、②に比べると少ない

味も①、②に比べると少ない

 

 

最後に④小分けにして冷凍保存した豆

こちらも豆の膨らみは充分。
蒸らし後の抽出でも気泡の量はたくさんありました。

香りは濃厚

味は①に比べると少し薄い

 

 

まとめると、

抽出時の膨らみ香り
①常温
②冷蔵
③冷凍(〇に近い)△(〇に近い)△
④小分けで冷凍

以上のような結果になりました。

 

予想していた通り、③の冷凍庫に保存していた豆は冷凍⇔解凍の繰り返しによるダメージが大きかったのか4種類の中で1番香りも味も失われているように感じた。
同じように④も冷凍保存していたけれど、小分けにしている=袋の開け閉めによるダメージが無かったため香りと味の劣化は少なかった。

 

ただ、
この4種類の香りと味は、一斉に飲み比べしたら判明する程度の違いとも言える。

 

つまり、2週間くらいだったらどんな方法で保存してもそんなに変わらない。
というのが、今回出た結論。

 

引き続き実験は続きます。
次はここからさらに2週間後、保存後1ヶ月だとどうなるかを検証してみます。