産地と味の関係って?

エチオピア、ブラジル、グァテマラ・・・
コーヒー豆を選ぶときによく目にする国名。
以前購入した豆がおいしかったから、また別のお店でも同じ国の豆にしてみよう、という方もいるのではないでしょうか。

今回は「産地によって、豆はどうちがうの?」という疑問にお答えします。


こんにちはー。
コーヒーを淹れるコツを教えてもらってから、自分の淹れるコーヒーがおいしいと感じるようになってきました!ありがとうございます。


本当ですか!それはよかったですね。
今日はどの豆にしましょうか?


そうですね~。前から少し気になっていたのですが、産地によってコーヒー豆のちがいってあるのですか?


まず前提として、コーヒー豆の品種はいくつもあるので、その品種による味のちがいがあります。同じりんごでも「ふじ」や「シナノゴールド」があるようにコーヒーにも品種があります。それぞれの産地に適した品種を育てているんですよ。

あとは産地の標高や気候のちがいがあります。

コーヒー豆は基本的に日中暖かく、夜は涼しいところでの栽培が適しているので、赤道付近の標高が高い地域での栽培が盛んです。


その標高の差がコーヒー豆の味に関係してくるのですか?


はい。標高が高いほど夜が涼しいので、豆がゆっくり育ちます。ゆっくり育つとその豆が本来もっている味が引き立つので豆の個性が出やすくなります。その豆の個性を生かした焙煎をします。

反対に標高が低いと夜も暖かいので豆ははやく育ちます。そのため誰でも好きになりやすい、スタンダードな味になります。はやく育つので安価に手に入りやすいという面もあります。


なるほど。標高でそんなちがいがあるのですね!


産地も、例えば日本のりんごも青森県と長野県など様々な地域で栽培しているように、コーヒー豆も国の中で栽培している地域が何箇所かあります。
栽培地域によって気候や標高、品種なども変わってくるので一概には言えないところもあります。


長野県のりんごも品種や栽培地域などによって全然味がちがいますもんね。


あと、同じ産地でも、焙煎具合によって全く味が変わりますよ!


え、そうなんですか!

わたしはグァテマラの深煎りが好きなので、他のコーヒー屋さんでもグァテマラを選んでいたら間違いないと思っていました。


うちではグァテマラは苦味を生かした深煎りにしているけれど、反対に酸味を生かして浅煎りにしているお店もたくさんあります。
だから産地だけで選ぶと、思っていた味と全然ちがうことがあるので注意です。

 


わー!そうなのですね。質問しておいてよかったです。
じゃあ今日はスタンダードな味だと言っていたブラジルにしてみます。


わかりました!ご用意しますね。


1. 品種、産地(標高や気候)によって味が変わる。
2. まずは豆の産地よりも焙煎具合を優先して選ぼう!

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