先日、自営業仲間とデータ分析やPDCAについての話になりました。
PDCAという言葉は知っていましたが、今までちゃんと考えてやったことがなくて、無意識にやってました。
でも意味や使い方を知ったらけっこう必要なスキルで面白かったので、過去の自分へ向けて書いてみたいと思います。
PDCAってなに
PDCAとは、
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
この4つの頭文字をとったもの。
P→D→C→Aの順番を繰り返すことで、業務を継続的に改善していく技法です。
もっとPDCAについて詳しく知りたい方はぜひググってみてください。
それでは次に実際のPDCAを使った具体例を出してみますね。
近所の人に来店してほしい
2019年の1月に、『もっと近所の方に来店してもらいたい』という目標を掲げました。
そしてその目標を達成するためにPDCAを利用したのですが、
まずはPとして、『近所の家に片っ端からショップカードを投函する』という計画を考えました。
空いた時間や、配達の隙間時間を利用して数か月Doし続け、
その後ご来店いただいた方がどの地域から来てくれたのかをグーグルマップ上にプロットしていきます。
(ちなみに近所に投函したショップカードには『持ってご来店でプレゼントあり』と記載していた)
そして、来てくださった地域から分析(Check)を行ったところ、マンションの人達の反応率がいいぞという結果が出たので、
次からは近隣のマンションを重点的に攻めていった(Action)。
という流れで行いました。
実際この方法で、投函した枚数の約3%の人にご来店いただきました。
400枚配って12人の計算です。
そしてその中から常連さんになってくれた方もいるので、結果にはけっこう満足しています。
計画をたてる想像力とデータの分析力
僕はこのサイクルの中で、特にPとCの部分が大事なんじゃないかと思っています。
目標を達成させるためにどういった手段を使うか?という計画の部分をしっかりと考えられる想像力が必要だし、
そして目標達成のための手段が、果たして有効なものだったのかを分析する力もとっても大事。
この両方はじっくり頭を使って考える必要があるので、日々の忙しい中ではできません。
目標を達成するためには、まずはしっかりと考える時間を作ることからはじめなければいけませんね。
まとめ
何か達成したい目標があった時にはPDCAの手法を使うのはとても有効的です。
そしてPDCAの精度自体も繰り返せば繰り返すほどに上がってきます。
これからもPDCAを頭の片隅に置きながら、日々の業務が少しでも効率よく進むように改善していきたいと思います。