初めての百貨店出店で学んだこと

台風19号、とても強い勢力との情報の通り、長野県にも大きな被害をもたらしました。

 

幸い自宅と店は川から離れていたこともあり、ほとんど無傷に近い状態でしたが、

すぐ近くの地域では、家が浸水して避難所で生活している人たちが多くいらっしゃって、自分には何ができるのかとここ数日考えています。

 

台風が過ぎた後の13日(日)ヤマとカワは営業したのですが、「ただ家にいても色々(深刻に)考えごとしてしまうから」と、気持ちを落ち着かせるためのコーヒーを買いにきてくださるお客さんもいて、

店を開けるという日常をキチンと過ごすことも大切だなぁとも感じています。

 

ということで、このブログでもいつもと変わらず、店主の日常を書いていきたいと思います。

 

 

先週の木曜からながの東急百貨店に1週間の出店をしています。

はじめての百貨店への出店でしたが、(まだ終わっていませんが)色々勉強になることが多かった。

今後のために備忘録として書き留めておこうと思う。

 

 

イベント出店との違い

 

ALPS BOOK CAMPやびんずる市など、今まで多くのイベントに出てきたけれど、それらと百貨店出店では全然違った。

 

まずはお客さんの雰囲気が違った。

ABCやびんずる市などの野外イベントは、お客さんからしたらそのイベントに参加することが目的であり、参加することが非日常なわけです。

だから、どちらかと言えばテンションも上がっているし、何か良いモノがあったり、思い出作りのためだったり、比較的購買意欲は高めなお客さんが多い印象。

 

逆に百貨店に来るお客さんは、そこに来ることが日常になっている人が多い。

毎日来てるなーって人を何人も見かけたし、店員さんとすごく仲良く話している。

東急の近所に住んでいたり、東急が大好きだったり、理由はいくつかあれどその人にとっては東急に行くことは日常になっている。

だから、いつもの店でいつものモノを買う日常が出来上がっていて、
ヤマとカワのように初めての出店ではなかなかその日常に入りきれなかった。

でも逆に、何かのきっかけで1度買ってもらい気に入ってもらえれば、日常のモノとして繰り返し買っていただける可能性も充分あるように感じた。

 

 

大事なのはパッと見の印象

 

1週間の出店の中で何度も何屋さん?と聞かれた。

自分としてはコーヒー豆やドリップの器具を展示したり、出来る限りのコーヒー屋感を演出していたのですが、

デパ地下の明るい照明の感じや、周辺のビッグネームの店舗(ゴディバとか)がある中だと、もっとガンガンコーヒー屋感を出すべきだった。

 

だいたい店の前を通り過ぎる間の2秒間くらいで、何屋か分からなければ素通りされてしまう。

この2秒でコーヒー屋と分かってもらえれば、もっと立ち止まってくれる人が増えた気がする。

 

これについては、ヤマとカワの雰囲気を崩さずに、かつコーヒー豆屋感を出せるノボリを検討中です。

 

 

商品のセレクト

 

百貨店=贈り物、みたいなイメージがあったから、ギフト商品も数点販売しているんですが、このギフト商品が全く売れない、、。

このことを東急のベテラン販売員Kさんに相談したら(相談できるくらい仲良くなった笑)、

贈り物は自分が何度か試して本当に良かった物を選ぶから、初回の出店ではギフト商品はほとんど売れないとのこと。今回買ってくれた人の中でファンになってくれた人がいたら、次回はギフト商品が売れるかもしれない。という素晴らしく腑に落ちるアドバイスを頂いた。

 

商品のセレクトについても、予想通りに売れない商品も多く、今までの経験から外れることが多かった。

やっぱり、野外イベントには野外イベントの、百貨店には百貨店の戦い方があるようだ。

この1週間で集まったデータをもとに、また必ず次回に活かそうと思う。

 

 

東急の出店は明日16日(水)までやっています。

普段、店の場所がよく分からん!と思ってらっしゃる長野駅近辺にお住まいの方、明日までながの東急百貨店B1階でお待ちしております!