1166バックパッカーズの飯室織絵さんに、「働きかた」という視点でインタビューを受けた→こちら
「働きかた」とは言っても、僕の中で働くことは暮らしの一部分でしかないので、働き方を話始めると、色んな方向に話が進んでもう本当に多岐に渡って話をした。
2時間半くらい喋ったのかなぁ。
オリエさんのnoteでは全4回に分けて更新してくれるそうなので、このブログではその記事を改めて読んでみて、さらに思ったことを書いてみたいと思う。
第一週で出たキーワード『中長期的な考え方』、
今日はこれについて書いてみようと思う。
中長期的な考えって
僕は3年、5年、10年スパンで計画を立てるのが好きなんです。
もともとそういう性格だったのかは分からないですが、自営業を始めてからは特に計画を立てないと仕事が出来ないんです。
自営業って誰にも何も指示されないじゃないですか、
だから何か目標を立てないと、甘えて何にもしなくなってしまうんです。
目標を立てる、ってこと以外にも、どういう風に暮らしたいとか、
家族みんなが心地よくなるためにはとか、
答えが無い問題に対して『考える』という行為そのものが好きで、
気が付いたら毎日何かしら考え事をしています。
深く思考をはじめたきっかけ
『考える』という力を培ったのは、サラリーマン生活の最後の1年間だと思う。
なんとなく組織で働くことに対して不満に思うことが増え、その状況から抜け出したいけれど、辞めたとしたらどう生きていく?と悶々と過ごす日々の中で、『考える』という力がつきました。
僕がその頃やっていたことは、週に1回以上は喫茶店やカフェに行って、自分と向き合うことをしていました。
自分は何がしたいのか?
どういう時に喜んで、どういう時に不満に感じるのか、という知っているようで知らない自分の内面を具体的にノートに書き出すという行為を繰り返して、自分というものを徹底的に把握しました。
この時に重要にしていたのは、自分を良く見せようなどとは思わずに(就職活動の自己分析なんかはどうしても良く見せようと考えてしまいがち)、ありのままの自分を把握すること。
「今まで30年くらいこの性格で生きてきたんだから、今さら変われないよね」くらいの気持ちで、将来なりたい自分よりも、今の自分を知ることを大切にしていました。
そうすることで、漠然としていた組織に対する不満が明確になり、それを解消する方法は?と考え進んでいくことで、今歩んでいる自営業という道に進むことを決意できました。
この時に、自分の内面を把握することができ、かつ思考を深める力も培われたので、今も心にちょっと引っかかることがあれば、さっと思考を深くすることができ、すぐに暮らしや働き方を軌道修正できるようになった。
なりたい自分の目標を立てるためには、まずは自分の性格を把握することが最初にするべきことだと思う。
先を見るメリット
数年後の先を見る時、立てる目標は具体的であればあるほど良い。
目標を具体化するメリットは、それによって今やるべきことが明確になるからです。
例えば僕は今、息子が小学校に入るくらいには家を建てたいなぁという3年後の具体的な目標がある。
もっと言うと、2000万円くらいローンを組んで、20坪くらいの小さいけど暖かい家を建てたいと、具体的な数字も考えている。
ここまで目標を具体的にしておくと、そこから逆算して、今これくらいの売上(利益)を生んどかないとお金借りれないなぁという風に、今やるべきことも具体的な数字で考えられるようになる。
まとめ
中長期的な考えを持つためには、まずは自分を徹底的に把握すること。
そうすることで、目標がより具体的になる。
そして、目標が具体的になれば、今日やるべきことが明確になる。