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6月に入ってから、息子と2人で市民プールに通い始めました。
息子をもつ親としては、一緒にキャッチボールをするとかってけっこうベタに描く夢じゃないですか。
それに似た感覚なのか、一緒に何かをするという行為がとても楽しく、みんなにオススメしたいのでちょっと記録しておこうかと思います。
なぜプールに通い始めたか
ここにも何度か書いたことがありますが、息子は少し気管支が弱く、季節の変わり目とかには咳が出ることも頻繁。
薬を飲んだりして対処はしているのですが、やっぱり体を強くしないと根本的には解決しないので、気管支を鍛える=スイミングを習わせるという発想を最初は持っていました。
で、気管支(喘息)になんでスイミングは効果的なのかってのを少し調べてみると、
気管支という管は柔らかく伸び縮みするようで、喘息の発作がおこった時にはこの管が収縮して管の径が狭くなってしまい、呼吸が辛くなります。
で、この気管支の締まりを緩くして、逆に管の径を拡げるような働きをしてくれるのが自律神経。
この自律神経を鍛えることによって、喘息の発作は起きにくくなる、ということのようです。
スイミングがなぜ喘息に良いかというと、水に入って皮膚に温度差という刺激を与えることで、自律神経が鍛えられるからだそうです。
つまり!別に上手に泳げる必要ないんだ!
水に入って、水遊びをするだけでも効果的なんだ、という風に僕は解釈をして、
それならばスイミングを習わさずに、最初は一緒に水遊びすることから始めようと考えました。
1回目 水は怖くない
息子との初めてのプールの日は突然やってきました。
プール行こうねー、とは話していたものの、実際いつ行くってのは決めておらず、とりあえず水着とゴーグルでも買いに行こうかーとその日は近くのスポーツショップへ。
カラフルなゴーグルコーナーや、スイミングキャップを選んでいる間にどんどん息子のテンションが上がってきて、スポーツショップを出る前には「今日この後プールに行きたい」と言い始めました。
息子とプールに行くと決めてから、親子でプールに通ってる人のブログを何個か読んでいたのですが、そのどれもに書いてあったのが「子供をやる気にさせる」という言葉。
こっちが教える、のではなくて、子供が自らやりたい!と思わせるようにすれば勝手に練習して泳げるようになる。とのことでした。
ということで、この熱が冷めないうちに!と慌てて、準備万端でスポーツショップに来たわけではなかったですが、プール初日を迎えるのでした。
あらためて息子のスペックを説明すると、
令和元年6月現在で息子は3歳5か月。
通ってる保育園でプールは経験しているものの、とても浅いプールなのでおそらく膝上くらいまでしか漬からないような深さでの経験だけでした。
お風呂で頭を洗う時は(機嫌が悪いときは特に)、耳に水が入った目に泡が入ったと騒ぐこともあり。
そんな状態でスタートしました。
市民プールに着いて、買いたての水着に着替え、ゴーグルとキャップを装着していざプールへ。
初めてみる大人用のプールにも笑顔を見せ、まだこの時もやる気は上向きなようです。
早速まず最初に僕がザブンっと水に入って、息子を水の中に入るよう呼びかけましたが、さすがにいきなりは怖かったようです。
そうだそうだ、まずは水に慣れるところから、
と水中から上がり、最初はプールサイドに腰かけて足だけを水につけて、バタバタっと水しぶきで遊びます。
それが盛り上がってきたら(周りの他のお客さんに迷惑にならないよう注意しながら)次は手で水のかけあいっこをします。
段々と水に慣れてきたところで、ようやく水の中に。
初めての足が着かないプールはやはり怖かったようで、プールの中ではずっと僕にぴったりくっついた状態でした。
初日の目標は水に慣れることだったので、ぴったりくっついた状態でプールの中をゆっくり歩るきました。
歩いているうちに強張っていた息子の表情も和らいできたので、
それを見計らって、「イチ、二、サン、ざぶーん」という掛け声とともに(ぴったりくっついた状態で)頭までプールの中に沈む遊びをしました。
これも最初は怖かったようですが、何度か繰り返すうちに笑顔を見せるようになってきました。
と、いうところで初日は約1時間ほどで終了。
焦らずに、「もっとやりたい」というくらいで終わるのが丁度いいかなーと思い切り上げました。
1回目終わった後にすでに変化が!
初日はたった1時間ほどのプールでしたが、水は怖くないということは理解できたようです。
それ以降、お風呂で頭から水をかけてもほとんど騒ぐことがなくなりました。
たった1時間くらいのことですが、楽しみながら体で理解してくれたようです。
嬉しいなー。
次回は2回目以降を書いていきます!
(実際これ書いてる時には2回目を行った後なんですが、2回目の事も書き始めるとこの記事が長くなりすぎるということで、次回にまわします)
それでは、また。